涼宮茜<君が望む永遠(アージュ)>
誰も気にも止めない。でも本人だけは誰よりも愛憎深く
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遥の妹。 孝之と遥が付き合う様をみて茶化しているが、本当は二人とも大好きである。 そんなわけで、孝之には最初から好意を抱いていた。だがそれはあくまで兄のような存在としてであって、決して恋愛感情には至らない。 しかし、遥が事故に遭ってからそれは一変する。 遥の見舞いに来る孝之に対して抑止できないほどの想いを抱いてしまい、それを隠そうと彼らの前では昔のように妹のように振舞う。 だが、孝之の心も次第に茜に向かうようになってから、彼女は自分の心に正直に行動し始めたのだった。 姉の遥を悲しませ、先輩の水月を糾弾し、それでも茜が得たかったのは、孝之という男性。最後は感情をあらわにして孝之臨む。 そしてその結果、茜が3年間蓄積しつづけた届かぬ想いは孝之に届き、二人は見えない未来へと歩き出してゆく・・・。、 |
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涼宮茜<どっちかって言ったら>![]() |
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| 概要 | 説明 | |
| 容姿 | 遥と違う、ツリ目系。引き締まった肢体 | 射殺されそうな鋭い瞳。それはむしろ水月系。でも茜にだったら殺されてもいい。むしろ射殺して!!って感じ> その身体も水月系。水泳はそそる身体を形成するのか?まあその身体で男の本能を唸らせるならば立派な女である。 |
| 性格 | ハッキリ | これも水月系。茜のように気が強そうな子にはそんな性格がなぜか似合うから不思議だ。 とにかく顔に性格が出ているよい例と言えよう。 |
| 言動 | 遥の見舞いと水泳の日々。勉強もする。 | 常人では耐え切れない多忙さ。だからそれを克服した茜の精神力には脱帽するしかない。しかし最後にやはり糸が切れてしまう。茜も元は普通の女の子。みんな無理言うなよ・・・。 |
| 特技 | 水泳 | 水月に憧れ、水月を追いかけた。そして水月を凌いだ彼女には鬼気迫るものがあるのだった。 |
私的分析
あ、あかね。
い、いもうと。
う、初々しい姿。
え、笑顔が可愛い
お、怒った顔も可愛い
それが涼宮茜のあいうえお。
・・・・?
意味がわからない。
だからとりあえず叫んでみる。
茜ちゃんっ!!
君は可愛い、いじらしい!!
とにかく素晴らしい!!
完全に堕ちたのだった・・・。
控えめに見えるけど本当は、
感情放出、欲望大開放。それは終日無制限。
彼女の名は、涼宮茜。
遥と水月が火花を散らす中、
誰も気にも止めない状況の中で、
彼女はいた・・・。
予期せぬ伏兵。
ダークホース最強伝説。
それが、涼宮茜。
年上女たちの情念溢れる修羅場の中で、多くの思惑を裏切って、
虎視眈々と、しかし計算高く、遥たちに引けをとらないほどの情念を孝之に燃やしていたのだ。
そんな物好きな女の子は、涼宮茜。
無邪気な妹などはすでに過去の話だ。
姉の彼氏だったなど、現在恋人がいるなど、そんな言葉だけの関係はもうまっぴらだと無意識のうちに語っている。
後に遥をして警戒体勢を取らせるほどに、水月の殺意の眼差しを受けるほどに、燃え尽きるほどにオーバードライブしながら、
絶えず熱い情熱を孝之に向けているのであった。
水月にも劣らぬ色気で・・・
遥を凌駕するほどの一途さで・・・
それほどの隠し切れない想い。
茜の瞳はそう語っているのだった。
そしてその瞳の真意を証明するようなまっすぐな心。
子供とののしられようが、思ったことを素直に口にしてしまう。
それでもなんとか我慢していようと誓ったはずだけど、
その封印を解いてしまった迂闊な男、孝之。
ここでもまたトラブルを引き起こす主人公、孝之。
「自分の心に正直になればいいんだよ」、とヤツは言ってしまったのだった・・・。
こうなってはもう止まらない。
孝之の無責任極まりない言動でついに茜のリミッターは外れるのであった。
あとはもう激情のままに。
その穢れのない真っ直ぐな想いを孝之に向けて放つのみ。
時には感情を爆発させて、
時には涙を流しながら、
孝之をそのたまらない魅力で誘惑していく・・・。
まるで、
逃げ道を塞ぐように・・・
どこまでも、どこまでも追尾して行こうと決めたのだ。
得るか、玉砕するか。
それ以外に彼女は止まらないのだ。
だが、
それこそが茜にしか出来ない恋愛ではなかったか?
あまりに素直すぎる素直さ。子供である故の真っ直ぐさ。
それは誰にも真似できないものだから・・・。
他でもない茜だけが孝之の心を癒すことが出来たのだから・・・。
遥でもなく、水月でもなく、
昔「お兄ちゃん」と呼んでくれた妹のような存在に、孝之は言ったではないか。
「俺が望むのは茜だ」、と・・・。
結局茜は漁夫の利を得たと言えるのか?
姉や先輩に譲りながらも、引かないところは引かない茜。
同じように激しかった茜。
結論は導き出されない。
誰にとっての利だったのか分からない。
しかしそれでも言える事。
茜には、遥や水月と違った点が一つある。
それは無知であるが故の正直すぎる魂。
周り見えない真っ直ぐすぎる心。
我慢に我慢を重ねた結果、積み上げた愛情も同じく肥大化する。
そして抑えきれなくなったとき、喜怒哀楽は嵐のごとき苛烈さ。
それはまさに子供のよう・・・。
茜はまだ他の人間に比べて幼いかもしれないけれど、
それこそが誰にも真似できない茜の輝きだったに違いない。
だからきっと漁夫の利などではなくて、茜自身の力で掴み取った幸せなのだ。
だから、それでいい。
それでいいのだ。
茜の心は茜だけのもの。
しかしその心を貫き通したからこそ、彼女は望むものを手に入れることが出来たのだから・・・。
後に彼女がどうなるか。
それは誰にもわからないけれど、
きっとこれから多くの涙と、
その度に得る多くの暖かさを経験して、
茜はいい女になるだろう。
長い間何も語らず、それでも最後には自分を主張できた茜という女の子の人生がせめて少しでも良いものであるように・・・。
そんな茜であるように・・・。
茜を愛するものは多いはずだよ
きっとそうだよ・・・