フィリス・矢沢(フィリス・T・クロフォード)
<とらいあんぐるハート3(JANIS/ivory)>

「ネコさん大好きな美人女医」


(c)JANIS/ivory

評点:8
属性:可愛いお姉さん系
容姿:幼妻(?)
性格:優等生
職業:医者
特徴:変異性遺伝子障害


リスティ・C・クロフォードのクローンとしてこの世に生を受けた。
当時は何も疑うことなく破壊マシーンとしての役目を遂行したが、リスティや知佳にお仕置きを加えられ、以後、良い子に変身。
もう一人のクローン・セルフィと共に、リスティの妹として日の当たる場所を歩む・・・。

その後、槙原愛の養子となったリスティの元を離れ、海鳴大学付属病院に勤める矢沢医師の養子として暮らす。
幸い矢沢医師は温厚な性格だったため、ヤクザな女・仁村真雪の影響をもろに受けてしまった粗暴な姉・リスティと違い、大変品が良く、素直なままで育つことが出来た。
そんな性格のフィリスだから彼女は当然親孝行。養父の影響を前向きに受けとめた結果当たり前のように医師を目指し、現在では20歳そこそこで一流のお医者さんである。
そして持ち前の温厚さと優しさでカウンセリングを行いながら、時には秘めたる強引さを以って、医者泣かせな患者達も概ね手玉に取るという有様。
フィリス先生は侮れない・・・。

そんな一人前の医師・フィリス先生は立派な大人。
しかしクローンとして生を受けてそれほど時間が経ってない故か、精神年齢は少々幼気味であった・・・。
そんな彼女はとりわけネコが好き。
いたいけな仔猫を見つければ、すぐに駆け寄って抱きしめたい性分である。
だが悲しいかな、ネコ好きにしてはあまり懐かれないご様子。
凶暴な姉リスティには洗脳されたようにネコ達が無限に群がってくると言うのに、何故・・・?
哀れなフィリス先生はネコに警戒されてしょんぼりし、その側で当て付けのようにネコを撫でるリスティに歯ぎしりを隠せないのであった・・・。

だけど決してめげはしない。
自分は医者。人の命を救い、人の心を救う者。
養父がそうであるように、やはり自分もそうありたい。
何故なら自分も生命ある者だから・・・。
生命は育てて行くことが出来るから・・・。

それは、きっと幸せに繋がるはずだから・・・。

テロの道具として造られたフィリスの生命。
でもその在り方を教えてくれたのは彼女の姉で、育ててくれたのは生みの親ではない矢沢医師。
その結果フィリスの生命は幸せに繋がり、今、医師としてここに居る。

それを知っているから、自分もまた同じようにやっていきたい。
習得した医療技術を第一の頼みとして、
持って生まれた特別な力を、知佳やリスティそしてフィアッセと同じく人の為に、
穏やかな微笑を彼女達に、今は遠く離れているセルフィに、そして今を生きる全ての人達に向けながら・・・。


こうして子供のような大人の女性、フィリス矢沢先生は、
ネコに逃げられながら、困った患者さん達をなだめながら、
海鳴大学付属病院の医師として、今日も幅を利かせているのであった・・・。




天使の微笑と聖なる翼を、その華奢な身体に纏いながら・・・。







二見真魚<21(Basil)>
評点:8  属性:年下、健気な内気少女


(c)Basil
美魚の姉。
原因不明の病で苦しむ妹・美魚をよく支え、しきりに世話を焼いている。
美魚と同じく拓哉に対して強烈な信頼と羨望を抱いているが、真魚の場合はその眼差しを神格化にまで近付けている。さらに頼れる兄という感じで彼に接する妹と違い、憧れ以上の真摯な恋愛感情を抱いていた・・・。
だけど性格的には美魚と違って無愛想そして内向的なため、中々心の内を相手に知ってもらえず苦労するのであった・・・。
しかしその優しさは他の人間に劣ることなく、彼女の癒しはいつも影で発揮されていた。故に真魚を知る一部の者は皆、彼女に好意と信頼を寄せて止まない。霧島拓哉もまたその一人である・・・。

そんな内気少女・二見真魚・・・。
長く病気の妹と接して来たためか、人一倍生命の重みに敏感であった。
それ故、この歳で既に医療の道を志し日々勉学に励む毎日。その様は外見の端正さと裏腹に、健気で真面目な少女という姿を浮き彫りにさせた・・・。
そんな彼女だから、美魚の主治医である拓哉は真魚にとって尊敬の対象である。いつか自分も拓哉のように、自らの力で人の命を救いたい。それが真魚に生の喜びを実感させるのだから・・・。

その生の道のりで・・・。
完全だと思っていた拓哉の脆い一面を知り、それを支え、支え合い、幼稚で未熟な自分を少しずつ改善させながら・・・。
いつか真魚は、彼女が望む医師になるだろう。
憧れであり、愛する存在でもある、霧島拓哉のように・・・。
そしていつかは、自分の目指す人間になれるだろう。
葛藤と絶望を繰り返したけどそれを克服し、やはり最後は強く在れた、霧島拓哉という人間のように・・・。

彼女に目指すものがある限り、大切な人が居る限り・・・。




二見美魚<21(Basil)>
評点:7  属性:年下、癒し系


(c)Basil
以前拓哉の病院に入院していたが、原因不明、治療法なしの病気のために手の施しようもなく退院させられた少女。現在は拓哉の元に通院している。
生活に支障はないが、治る事のない病気を体に持つということは相当な重圧であるに違いない。にもかかわらず決して人前では弱音を吐くことなく明るく振舞う様はあまりに痛々しい。他人になるべく迷惑を掛けたくないという彼女の優しさの表れである。だからこそ誰も美魚を嫌いにならないのであって、彼女を守りたくなる。彼女の幸せを願わずにはいられなくなる。
強がってはいるが、美魚は決して強い女の子ではない。弱くて誰かに支えて欲しいはずなのに、他人の重荷になることを嫌ってあくまで普通であるように・・・。だから無邪気に見えてもその内面はきっと深い思慮に満ちているのだ。見かけと行動と内面の完全なる不一致。それでも美魚の意志を尊重して決して甘やかさず、それでもいざとなったらいつでも支える体勢を取っておく。その二つが自然にこなせる拓哉だからこそ、美魚は彼に全てを委ねることだ出来たのだと暖かい気持になれるのであった。
強くて弱いくて可愛らしい妹のような存在、美魚。彼女の魅力は充分に人を惹きつける。
だから何をしても何処に居ても華を添える存在となるのであった・・・。