片瀬雪希
<みずいろ(ねこねこソフト)>
| 可愛く健気な妹。それでも心の中には嫉妬が渦巻いて・・・ | |||||||||||
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子供の頃、義理の妹として健二の家に住むようになる。 初めは泣いてばかりであったが次第に健二になつくようになり、現在では健二にべったりのブラコンぶりを発揮している。 長い年月を共に過ごしてきた健二を慕いながら、同じく健二に想いを寄せる幼なじみの日和の存在によってなかなか言い出せない。故に二人は一つの誓いを立てる。健二を平等に、抜け駆けなしで二人一緒に健二を愛する、と。 しかし日に日に健二の心が日和に傾いていると悟った時、雪希は誓いを破った。 自分を見てくれていない兄と、兄が見ている日和。心の中で二人に謝罪しながら自分だけを見て欲しいと敢えて・・・・。 全てを察した日和は笑顔と涙と共に身を引き、健二も雪希を守っていくと誓う。 そしての先に雪希が見たものは、雪希だけを見てくれる兄の笑顔だった。 偽りの幸せと偽りの自分を全て投げ打って、せめて大好きなお兄ちゃんといつまでも一緒に・・・・。 |
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| 概要 | 説明 | |
| 容姿 | ちょっと丸みを帯びた面影。リボンがとても良く似合う。発育途中。 | 妹にするに最適な顔かたちと発育しきっていない身体は一層シスコンぶりを促進するに充分。 |
| 性格 | 控え目。しっかり者 | 場の雰囲気をよく読んで控えめにする様はこちらの守りたい病を促す。しっかりしてしまうのは困り者の健二を見てきたからその反動であろう。 |
| 言動 | 何気にお兄ちゃんと登校。自然にお兄ちゃんと弁当を食べる。 | そのさりげなさが妹の特権。そこで茶化されないのも妹の特権。しかそれ以外の眼差しでお兄ちゃんを見ていたとは周囲はまさか気づくまい。巧妙である。 |
| 好きなもの | お兄ちゃん | 幼い頃からお兄ちゃんしか見ていないから。いつもお兄ちゃんと一緒にいたから・・・。長期に渡る光源氏計画はここに完了した。 |
| 特技 | 料理 | 親父は単身赴任。母はいない。消去法に基づいてぐうたらな健二を排除したのなら、マトモなのは雪希しかいないではないか。雪希がやるしかなかったのだ。 |
私的分析
妹でありながらも血のつながっていないのをいいことに健二につきっきりの雪希。
朝起こしに来てくれるのはお兄ちゃんの世話を焼きたいから。
弁当を作るのはお兄ちゃんの気を引きたいから。
学校から一緒に帰るのは少しでもお兄ちゃんと一緒に居たいから。
そんな雪希の姿は誰が見ても健二LOVE、という感じだろう。
仮にも兄なのに、いいのかよそんなにあからさまに愛情表現をさらけ出して・・・。
まあ、そんな精一杯尽くす様が雪希の魅力ではある。
昔世話をかけっぱなしだった兄のために、今度は自分が世話を焼いてやろうと言うわけだ。まったく可愛いものである。
だから健二もそんな雪希が大切。
登校中に健二は思う、
「雪希の速度が俺のペース」
まさに溺愛、寵愛、支え合い。
健二もすっかり雪希にべったり。
同じ屋根の下に暮らし、同じ飯を食う二人。すでにアツアツ。合体寸前。下準備は万全。
だから雪希も安心していたのかもしれない。こんな自分を見ていてくれる、と。
可愛いから、健気だから、一途だから。
しかし雪希は妹。血はつながっていないけど、妹。
もしかして妹としか見てくれていないのでは?と不安になるだろう。
そして不安的中。
そばに居る妹より近くの幼なじみ。
いつも一緒にいた日和に心を奪われていく健二であった。
そして同時に雪希の、しっかりとした、出来のいい妹の像が崩れていく瞬間だった。
なりふりかまってなどいられない。
お兄ちゃんだけど自分が一番好きだから。
仲の良い幼なじみだけど、お兄ちゃんを渡すわけにはいかないから。
今まで素直な妹で通してきた雪希。しかし譲れないものがある。
他人の恨みを買っても。他人が涙を流しても。
妹として自分を塗り固めてきた嘘の仮面は全て捨ててしまおう。
それがお兄ちゃんと一緒になる唯一最後の方法。
悲しいかな、切ないかな。
愛ゆえに雪希は全てを捨てる覚悟でぶつかって行った。
だけど、それはとても人間らしくて。
雪希は自分が自分であるために自分の気持ちに嘘はつかずに。
そして他人にも嘘をつかずに。
そんな雪希もまた普通の多感な女の子だったのかもしれない。
だから健二も日和も雪希の気持ちが痛いほど分かって。
だからひと時だけ涙を流して。
いつか笑い合える日を信じて。
そして・・・
最後には幸せでいられるように、ぎゅっと