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「前回主人公の顔について、『顔が出ても出なくても関係ない。中身が全てだ』などと、いいように締められてしまった。」 |
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「あんな新参者に好き放題言われて、俺は悔しいです・・・」 |
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「ハンッ!顔が出なくても大丈夫だと!?全く、何言ってやがる・・・。
アイツらは自分の素顔がユーザーに知られてるからそんな気楽なことが言えるんだ。
所詮アイツらの論理は思い込み。安全圏に居て後ろめたいことが無いからこそ吐ける、気楽で無責任な発言。
いわば、セーフティであるが故の奇麗事に過ぎない・・・」 |
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「師匠の言う通り、ヤツらの言葉に真実なんて何もありません。
その証拠にほらっ!俺っ!!」 |
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「お前、か・・・」
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「そうっ!俺は『銀色』の中で唯一女の子を幸せに出来たことで名高い、イケてる主人公『三井真也』!
四章にしか出て来てないけど、結果的に言えば他の章の男達を遥かにぶっちぎってるはずです!
ある時には傷心の彼女を根気良く慰めたり・・・」 |
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「時には彼女のピンチに颯爽と駆けつけたり・・・。
そりゃもう頑張りましたよ!」

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「だけど蓋を開けてみればどうです?
ユーザーからは『一番存在感が無かった』とか、『弱々主人公』とか、もう誹謗中傷の嵐。
終いには『こんなショボイ彼氏を持ったあやめちゃんが可哀相だ』なんて、とんでもない言われ様です・・・。
まったく冗談じゃない!俺の方がよっぽど可哀相じゃないですかっ・・・!」 |
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「うーむ・・・・・・・・・・・」 |
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「でも、俺は我慢しました。いつかきっとみんな俺の魅力に気付いてくれると・・・。みんな俺の素顔を待ち望んでいるはずだと・・・・。
しかし、俺に与えられたのは、今まで以上に張り巡らされた警戒網!徹底的な秘密主義!」 |
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「挙句の果てには姿まで変えられてしまった、ネタだけ主人公という最悪の末路なのですっ!」
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「その結果、今現在ユーザーの90%以上が『三井真也 イコール タイガーマスク』などという、とんでもない誤認を抱いてしまっている・・・。
惨めにも程ってもんがあるでしょう?」 |
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「お前の努力にも問題はあると思うが・・・。
まあ、非道い話ではあるな・・・」 |
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「でしょ?
もし仮に俺の素顔が一回でも出てれば、少なくともこんな悲劇は起こらなかったはずなんだ。おまけディスクでいくら虎にされようとも、『本質的にはいつでも三井真也だ』と、胸を張って言えたはずなんだ・・・。
いや、素顔なんて贅沢なことは言わない。髪で隠れていてもいいから、せめてもう3,4枚イベントCGに俺の姿が写っていれば・・・」 |
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「つまり、姿形をより少しでも確定したいと・・・。
それは登場回数にも関係がある、と・・・」 |
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「そりゃそうでしょう!
そうでなければ、『銀色の中で一番印象に残った主人公は一章の儀助だ』というユーザーの感想に説明がつきません!」 |
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「ふむ・・・」 |
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「この『儀助』!コイツ寿命は短いくせに、その全身像を幾度となく画面に現しているのです。
俺が思うに、このしつこいほどのアプローチがあったからこそ儀助はユーザーの心に残ったのですよ。サブリミナル効果なんですよ、これは」

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「それに引き換え、終始隠され続けたお前はいつまで経ってもタイガーマスクのままというわけか・・・」 |
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「そうです・・・。
結局、俺の中身なんて誰も見てくれなかったんですよ。俺の努力なんて誰にも賞賛されなかったんですよ。
だったらせめて、ビジュアルで訴えたかった・・・。
そう思う僕は間違ってますか?」 |
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「いや、間違っちゃいない。俺も全く同じ気持ちなんだからさ・・・。
たとえ中身が良かろうと、書き手の力不足でそれが伝わらぬ時がある。ヒロインの光に押されて霞んでしまう時がある・・・。
だからこそ、それを補う為にビジュアル的アプローチが不可欠となるのだ。
事実、そうやってポイントを稼いで来た主人公は星の数ほどに存在するのだから・・・」 |
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「たとえば・・・?」 |
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「そうだな・・・。
たとえば『復讐 〜陵辱の刃〜』の『中澤祐一』だが・・・」 |
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(c)クラウド
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「何ですか?この冴えないメガネ男は・・・。
見たところ、主人公の資格無しですよ。」 |
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「そう思うだろう?でもな、コイツは見かけによらず、やる奴なんだよ。欲望に汚くなく、命も張れる、そんな少年なんだよな」 |
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「ほぉう。典型的な末足タイプですね・・・・」 |
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「まあそうだな・・・。
だけど俺が思うに、もしこの冴えない後姿だけでしか画面に登場しなかったら、多分この少年は瞬間で忘れられたと思う」 |
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「確かに、これだけではウケを狙ったキャラ紹介としか見られないですね・・・」 |
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「でも実際ゲームを進めてみれば、イベントCGの随所で彼の素顔が確認出来た」

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「・・・・・・・・なんて羨ましい扱いなんだ。夢のようだ」 |
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「これによって中澤祐一は、『意外性の男』という漠然とした認識から、『ちょっと軟弱な面持ちだが、その瞳に優しさと意志の強さを隠し持つ、意外性と、しかしそれ以上に知性を持った男』という認識に変わる。
ただ、彼の両目が描かれているだけで、だ・・・。」 |
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「その瞳に殺される、というヤツですか。なるほど・・・。
やっぱり素顔の露呈は相当なインパクトがあると言うわけですね。」 |
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「まあ他にも『ぱちもそ』の『門司もじ太』とか、『淫内感染』の『坂口先生』とか、イベントCGに出張っている男は決して少なくない。いや、むしろ多いのではないかと俺は分析している」
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「最近では『てのひらを、たいように』の『春野明生』とか、それこそしてやったりと言わんばかりの登場ぶりだ。」

(c)Cleear
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「気楽に顔なんか出しちゃって・・・。
でもこれって結局のところ、相馬透が言ってた『主人公素顔の臨機応変使い分け理論』を証明しているようなものなんじゃないですか?ヤツらの言に関する具体例を挙げてその正当性を証明しているだけの、自爆行為じゃないですか?
ヤツ等の妄想を打ち砕くのが俺達の使命なのに・・・。
敵に塩を送ってどうすんですか師匠?」 |
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「まあ話は最後まで聞けよ・・・。
これらのゲームは確かに主人公の顔が満遍なく披露されてるし、それによってユーザーの印象度が変わってくるのも間違いない。相馬透達が宣った臨機応変な使用の様を、遺憾なく遂行していると見て何ら不適切は無いだろう。
結局アイツの言葉は、殆どの意味では正しいと思うよ」 |
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「そ、そんな!じゃあ一体俺達の主張は・・・」 |
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「だけどあいつ等は大事な点を見落としている・・・。
顔が出る作品とそうでない作品において、決して埋めることが出来ない要素・・・。その存在をまるっきり無視してしまっている」 |
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「そ、その存在とは・・・」 |
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「決まってる!『言語とビジュアルにおける忘却曲線の相違』だよ!
ヤツらは口では知った風に言っているが、その相違が一部の例外を除いてはほぼ致命傷になり得るという事実を見ていない!もっと本能に根付いた現実から逃げているだけなんだよ!」 |
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「言語と・・・・ビジュアル・・・・・」 |
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「ああそうさ!
あいつ等言ったよな?『ビジュアルなんて関係無い』、『男の魅力とは、その中身でこそ表現されるべきだ』、と・・・!
だけどさ、その中身を説明するのに一体何が使われる?彼等のカッコいい台詞は、どういう形でユーザーの視覚に触れるんだ!?」 |
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「そりゃまあ、基本的には文字でしょ・・・。
ヒロインも同じことですが、男の心理描写や熱い言葉は、全て画面に現されるテキストによって説明されているんですよ」 |
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「そう、テキストだ。決して絵ではない・・・。
これって簡単なようで重要なんだぞ、三井?
例えばお前、『風間彰』って知ってるか?双子の姉妹との三角関係に悩む、健康なスポーツ少年だ。」
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「はぁ?何を言ってるんですか?
そんなキャラ、いましたっけ・・・?」 |
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「そうか・・・。じゃあ、コイツは知ってるか?」

(c)サーカス
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「あっ!コイツ、『水夏・第一章』の主人公っ!!
結構活発だとか紹介されている割にはまるでパッとしない男じゃないですかっ?
主人公というのもおこがましい、ショボいガキですよっ!?
この小僧が一体どうかしたんですか?」 |
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「そのクソガキのフルネームは・・・・・『風間彰』だ。」 |
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「なっ!!!
そ、そうでしたっけ?水夏の話自体は良く覚えてるんですけど、こんなヤツどうでも良かったから顔以外忘れちまってた・・・」 |
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「そうだろう・・・?
じゃあ次に、これを見ろ・・・」 |
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(c)TOPCAT
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「こっ!このシャバ僧は・・・まさかっ!?」 |
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「そう・・・。この幸薄そうな男は、『TOPCAT』が放った超異作・『果てしなく青い、この空の下で・・・』の主人公だ・・・。
当然、顔は知ってたよな・・・?」 |
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「当たり前でしょ?何の取り柄も無いイナカモンのくせに、誰もが振り向くパーフェクト少女・『八車文乃』ちゃんのハートを奪ってしまったという、まさに理不尽エロゲ主人公のモデルケースじゃないですかっ!
忘れたくても忘れられませんよっ!!」 |
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「でも、名前は忘れてるんだよな・・・?」 |
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「うっ・・・!!そ、それは・・・確かに・・・。
で、でも別にこんなヤツ忘れたとしても、何も被害を受けないし・・・」 |
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「まあこの主人公の名は『戒田正史』と言うんだが、そんなことはどうでもいいんだ。
それより三井よ・・・。この2者には決定的な共通点があることに、お前は果たして気付いただろうか・・・。」 |
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「共通点って言えば・・・。えーと・・・。
まず、どちらもゲームとしては良作以上です。」 |
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「そうだな・・・。それで?」 |
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「主人公はパッとしないですね。当然名前なんか覚えていない・・・。
でも何をしたヤツかってのは覚えてます。ゲームは面白かったですから一応・・・・」 |
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「そのパッとしない主人公の名前とゲーム名が一致したのは何故なんだ?」 |
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「それは、師匠にその主人公のビジュアルを見せてもらったからですが・・・・・・・・・。うっ!!師匠、もしかしてこれは!!」 |
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「フフフ・・・」 |
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「テキストではユーザーに忘れられても、ビジュアルが一つでもあれば逆転できる!
たった一つの写真だけで、忘れていた記憶が蘇るっ!!
数万のテキストに勝るCGの威力というものを、師匠は言いたかったんですねっ!?
ユーザーの忘却を防ぐのに最も効果的なのは、文字ではなくて、絵っ!!
さっき師匠の言っていた、『言語とビジュアルにおける忘却曲線の相違』とは、まさにこのことなんですね!?
一枚の素顔さえあれば、それだけで大変なアドバンテージだ!!そうでしょう師匠っ!?」 |
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「よく出来た・・・。
主人公の中身が何であろうと、相馬透が何と言おうと、やはりビジュアルが確定しているキャラの方が強い。名前や言動は忘れても、イメージとして覚え続けることが出来るんだから・・・。
左脳が言語を司り、右脳がイメージを司るのだとしたら、より記憶に残り続けるのは、イメージに決まってるんだから・・・。
長期的に見れば、必ずそうなる。」 |
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「な、なるほどぉ!」 |
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「『水夏』なんてまさしくその典型例じゃないか・・・。
一章の『風間彰』より、二章の『上代蒼司』とか、四章の『稲葉宏』とかの方が、よっぽど男として魅力的だろ?
なのに後者二人の名前を覚えているのにも関わらず、どことなく掴み辛い気がしてならないのは、紛れも無く彼らの素顔が公表されなかったに他ならない。
逆に言えば、彼らが風間彰と同じくその素顔を見せていたのなら、間違いなくユーザーの刷り込み度は逆転していたはずなんだ・・・」 |
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「多くのテキストで語ってきたいい男達が、ただ顔が判明しているだけの小者に屈服する瞬間・・・。
ビジュアルとは何て魅力的な武器なんだ・・・。
同時に、何て恐ろしい武器なんだ・・・。」 |
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「分かったろ?いくらショボイからって、顔を出さなくてもいいなんて理論は、まるで話にならない。
いや、ショボイからこそせめて素顔を晒さねばならない時があるんだ。
忘れられないために・・・。
そこに僅かでも覚えてもらえる可能性があるならば・・・。
結局のところ、相馬透達が言っていたのは『強者の理論』でしか無い。虐げられし凡作達の気持ちをまるで分かってないんだ・・・。」 |
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「そういえば、さっき紹介されたのは全て良作以下の作品ですもんね。あるいは良作以上でも、主人公の魅力が飛びぬけているわけではない作品ですもんね・・・・。」 |
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「そうさ。奴等はLeafの『ホワイトアルバム』や『まじかる☆アンティーク』の主人公は別に顔が無くても関係ないとか言ってけれど、それこそ強者の理論だよ。『バルドフォース』がヒットしたから言える、優越感に溢れた見下しだよ、全く・・・。
『冬弥』の顔が出てもしょうがないだと・・・?
別にいいじゃないか。目立たないんだから、せめてカッコいい顔を出してやればさあ・・・。
『健太郎』の素顔は出たけど、結果的に大して熱狂しなかっただと・・・?
別に構わないじゃないか。ユーザーが喜ばなくても、健太郎自身はきっと満足しているはずさ。いくら木偶の坊だと言われようと、少なくとも彼は思い出してもらえる余地があるんだから・・・」 |
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「そうですよね。弱い立場だからこそ、それを補う何かが必要って時がありますよね・・・」 |
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「そうだ。だから俺は、そんな虐げられし男達を応援する。
相馬透のように、栄光の場所だけ見ていては決して気付かない・・・。奇麗事だけじゃ渡り切れない非論理的なこと・・・。
そんな感情の部分が露出する場所。生の声がひしめく領域を、俺は大切にして行きたいんだ・・・。」 |
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「確かに・・・。
誰もが最初は『雫』や『痕』を目指している。だけど大半が志半ばで挫折してしまうから、出来ることと言ったら、それを少しでも補うことなんだ・・・。
それを見苦しいなどとは決して思わない・・・。
所詮、名作や良作は判断基準のごく一部ということでしかないということですね?」 |
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「ああ・・・。
あいつ等が述べた『Leafビジュアルノベル3作の主人公』は言うまでも無いが、『ONE』の折原浩平、『KANON』の『相沢祐一』なども、凡人達には到底真似出来ないって。ビジュアル云々言う前に、ゲームの質自体が違いすぎたんだから・・・。
彼らは伝説だ。レジェンドなんだっ・・・。
天才の模倣など出来ないし、するべきじゃない。だから一般人は、ただ自分達の台詞と行動と・・・そして何よりも、より確かなビジュアルによってのみユーザーにアピールするべきなんだ。
だから数ある主人公達よ・・・・。
落ち込む必要も無いし、ビジュアルで訴えることでしか自分を強化できないなんて卑屈になることは無いぜ?
君達が弱いんじゃない。レジェンドクラスの主人公があまりに強すぎたんだ。それだけは間違えてはいけないぜ?」 |
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「そうだっ・・・!
だから俺達二人が素顔の規制緩和を求めたって、何の罪も無い!!
何故なら俺達は凡作タイトルに出てくる凡人だからっ・・!!
そういう結論でいいですね、師匠♪」 |
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「バッ!バカモーンッ!!違うだろっ!!」 |
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「え、えぇっ・・・!?でもさっき師匠、ビジュアル無しでも世渡りが出来るのは名作だけだって・・・・」 |
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「その通りだよ!!今までの発言は全て弱者の為の理論だし、それは決して間違ってない!!」 |
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「じゃ、じゃあ何で怒るんですか・・・?」 |
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「かぁ〜っ!!
ナニ、お前まで感化されてんだよ?俺達を何様だと思ってんだよ?
お前は『銀色』の主人公。そして俺は『みずいろ』の主人公なんだぜ?
この二つのタイトルは凡作か?違うだろ?
『Leafビジュアルノベル』が築いた第二世代。その後に感動奇跡系のブームを引き起こした第三世代『Key』・・・。
その『Key』を押しのけるほどの新たなパワー、いわば第四世代の代表、その一角が『ねこねこソフト』だ!
そのねこねこの地位を不動のものとしたのが他でもない『銀色』と『みずいろ』じゃないか。名作中の名作じゃないか。
その主人公である俺とお前が凡人のわけがないだろ!違うかっ!?」 |
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「そ、そうでした、俺としたことが・・・!
でも結局、『顔を出せ』って息巻くことには変わらないと思いますが・・・」 |
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「だから言い分の質が違うんだよ・・・!
名作を飾るに相応しい男達。だが顔が無い為に大きな損をしている男達。それが俺達を始めとする、『プチ・レジェンド』な主人公の叫びなんだ!」 |
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「そ、そんなヤツら居ましたっけ?」 |
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「俺が知るところでは『家族計画』の沢村司。『恋ごころ』のリョハン等が居る・・・。他にも叩けばいくらでも出てくるが・・・。
こいつらは、男の質としてはレジェンド達に見劣りしないのに、目が描かれなかったというただそれだけの理由で大変な損失を被った、いわば闇の支配者達だ!
彼らの無念を晴らすことによって、俺のレジスタンスも完了するというものだ。」 |
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「な、何て深いんだ・・・」 |
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「さあっ!『男達の挽歌・セカンドステージ』だっ!!」 |
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「もうっ・・!もったいぶらずに結論を教えてくださいよ。
名作の主人公がビジュアルによって凡作の主人公に負ける可能性がある。それは分かりますが・・・。
全てにおいてカッコいい彼らが、それ以外に一体どんな被害を被るんですか?」 |
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「なっ、何て性急なヤツだ全く・・・。まあいい・・・。
要するにだな・・・・。何だかんだ言ったところで、顔が確定されてなければ『二番煎じ現象』を免れることは出来ないってことさ。」 |
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「『二番煎じ』って言うと、やっぱり相馬透達が言ってた『誰かに似てる』ってヤツですか?」 |
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「そうだ・・・。
確かに主人公のアイデンティティーは、顔が分からないなんて理由だけじゃ崩れないだろうさ・・・。
だがな、本当の意味での名主人公に届かせるためには、やはりキチンと顔面をはっきりさせておかなければ駄目なんだ・・・。
何故なら、主人公の輪郭も髪型も、エロゲーにおいてはもやはほぼ全てのパターンが出尽くしてしまっているからだよ。」 |
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「それは分かります・・・。
俺と師匠の髪型なんて、いかにも顔なし主人公の典型と言わんばかりのパターンに沿ってますからね。」 |
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「そうだ・・・。そして実のところ、永久不動の名作と言われる『ONE』、そして『KANON』にさえ、その現象は見られる。」 |
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「う、そう言われてみれば・・・。
折原浩平と相沢祐一。どちらも癖の無い自然な髪型、そして茶髪系・・・。確かに同一人物と言われてもおかしくない・・・。
ほとんど後ろ姿だし、顔が出るとしても顎の輪郭しか分からないから尚更だ・・・」 |
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「だろ?彼らはほぼ同一人物なんだ・・・。
だが、幸いなことに、彼らの輪郭パターンを持つゲームにおいては、素顔をさらけ出しているものがほぼ無いから、まだ救われてるんだ。まああったとしても、その二人の個性を覆せるほどの魅力を持ってないだろうから、この二人が後発に遅れを取るということは永久に無いだろうがね・・・。
しかし、だからこそその裏を返した時が恐ろしい。
つまり、この『折原浩平型』の輪郭を適用した主人公は、その時点で全て彼の模倣品という認識を持たれるということなんだ。いくら頑張ろうと、『なんちゃって折原クン』というそしりを免れないんだ。
同じ髪型であるが故に、お互いに顔が確定していないが故に、偉大な先人の影に隠れざるを得ない運命なのだよ」 |
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「まあ、相手が悪すぎるでしょう・・・」 |
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「何をのん気なことを言ってんだよ・・・。
さっきも言ったろ?殆どの顔パターンは出尽くしてるって。
要するに、既に出尽くした顔パターンのいずれかを適用させるキャラは全員、例外なく、その顔パターンの権威である主人公の二番煎じという見方をされるってことだ。
それを適用した時、長いエロゲーの歴史に数多ある『前髪で隠された黒髪の普通顔パターン』の権威になるのは至難の業だということなんだ。お前も、そして俺も・・・。
ライバルが多すぎるんだよ・・・」 |
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「ぐっ・・・!それは、確かに・・・」 |
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「権威なんてもう殆ど決まっている。さっきも言った『折原浩平型』、ちょっと短髪系の『柏木耕一型』。髪を真ん中で分けたパターンなら『藤田浩之型』と、例を挙げればキリが無いが、顔のパターンというのは、須らく先人達の手によって埋め尽くされているのだ・・・。
あの偉そうな『相馬透』だって、俺から言わせれば結構『ナンチャッテ折原クン』なんだぜ?
だけど、ある一つの要素を加えるだけでそれが変わるんだ。偉大な先人の影に怯えながらも尚、自らのアイデンティティーを主張することが出来るんだ。
ここまで言ったらもう分かるだろ・・・?」 |
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「目、しか無いですね・・・。
髪型が同じとか、二番煎じだとかいう無意識の嘲笑を避ける為には、素顔の露呈が絶対に外せない。
その為の決定的要素として、やはり目ン玉の存在はあまりにも大きすぎる・・・」 |
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「そういうことだよ。
結局、言葉だけじゃ伝わらないこともある。
その目に植えつけなければ分からない事実が、この世には存在するんだ・・・」 |
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「よく理解出来ましたよ、師匠。
確かに主人公のアピール方法は無限にある。
だけど俺が俺であるためには、どうしても素顔を見せねばならない。そう確信出来ました・・・。
顔が分からないから、未だに俺は弱々を卒業出来ないんですね・・・」 |
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「そうだな・・・。目立たないお前など、その前髪が邪魔をする限りは歴史の中にあるクズの一ページでしか無い。たとえ虎に変身したところで、先人には『リ・クルス』の『タイガージョー』が居る。さらに前には『タイガーマスク』が居る。
だけど素顔が出るだけで、お前はお前で居られるんだ・・・。
俺にしても、お前より後に出てしまったから、どうしても最後の詰めが甘くなってしまう・・・。」 |
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「そうかっ・・・!
沢村司にしても、何となく『Air』の『国崎往人』に似ている。だから人間としては司の方が圧倒的に魅力的なのにも関わらず、最後まで『往人もどき』という潜在意識を消すことが出来なかったんだ」 |
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「見ろよ。沢村司も泣いてるぜ・・・」

(c)D.O
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「まあ国崎往人は、折原浩平と相沢祐一の圧倒的インパクトに適わぬと見て、早々に素顔をさらけけ出してしまっているがな。
別に同じ顔パターンでは無いが、同じメーカーで比べられるということは良くある。メーカー内で起こるライバル争いというのもやはりあるから・・・。まあ賢明な選択だよ。」 |
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「でもそれだけでもかなりの違いがありましたよ。『おお、これが国崎往人なんだ』ってね・・・。
だからlこそ、その手法を取れなかった沢村司は報われないんですね・・・。」 |
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「おうよ。そして最初に述べたもう一人、『恋ごころ』の『リョハン』だが・・・。彼はもっと切なかった・・・」 |
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「とりあえず、この長髪・・・」

(c)RAM
「そして目が隠れている様・・・」

(c)RAM
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「うぅ・・・。思いっきり『EVE』の『天城小次郎』であります・・・。」 |
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「同じように、『あしたの雪之丞』の主人公・『雪之丞』なんかも紛うこと無き『小次郎型』フェイスだ・・・」 |
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「いくら頑張ったって『天城小次郎』に勝てるはず無いのに、何て無謀なことをするんだ・・・。
溢れる涙が止まらない。」 |
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「だけど、彼らにもし『目』があれば・・・・。
きっと違う道が拓けたはずだ。彼らに相応しい舞台が待っていたはずなんだ。」 |
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「そうですよね・・・。
最初『痕』の『柏木耕一』に輪郭が似過ぎていると言われた、『とらいあんぐるハート2』の『槙原耕介』・・・。彼は『ラブラブおもちゃ箱』でその素顔を晒したからこそ偉大過ぎる先人と一線を画す事に成功したし、尚且つ耕一に決して引けを取らない人気を得たのですから。
結果的に耕介は、その素顔さえも耕一と瓜二つだったけど・・・、それでも俺は彼のことがとても大好きなんだ。
それは・・・そう。ただ、耕介が耕介であれたからなんだ・・・」 |
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「もうそれ以上は言うな。みんな分かってる・・・。
主人公の本質を決めるのは、確かに中身かもしれないさ。
だが、それだけでは消し去れない感情がある。
それが、何かと比べてしまうという人の性・・・。
明確にされないから勝手に判断してしまう、人の無意識・・・。
その隠された本能に唯一防御壁を張ることが出来る要素こそ、主人公の顔面に他ならないということを・・・」 |
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「飽和し切った男達の中だから、区別する必要がある・・・。
描き分けが難しい二次元だから、敢えて行わなければならないことがある・・・。」 |
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「だから聞け!メーカー達よ!」 |
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「叫べ!素顔分からぬ悲しき男達よ!」 |
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「俺達の存在意義を示すのは、ただ一つのパーツ!!」 |
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「叶えてほしいのは、たった一つの願い・・・!」 |
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「ボク達の目を描いて下さいっ!!」 |
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そして男は輝き出す・・・
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