姉妹いじり 〜散ル花二輪〜(にくきゅう) 
〜調教というよりも、純愛の記憶が圧倒的に強い・・・〜

(※画像引用「ねこねこソフト」様)




 

あらすじ?概要?(メーカーページ参照)


主人公は、ある組織に属していた。
その組織はいわゆるヤクザな商売を生業とするもので、決して世間に胸を張って生きていける類のものではない。
その組織に属する主人公とて、同じ事だった・・・。

そんなある時、彼は組織からの命令を受ける。
それは、二人の姉妹を『商品』として仕込むこと。つまり彼女等を一流の売春婦として調教するよう命令されたわけである。

うだつの上がらない日々の中、降って湧いたこの指令。
のし上がるチャンスとばかりに彼は湧く。

しかし何事も全てが上手く行くというわけではなくて・・・。
支給された調教資金を幹部に横取りされてしまい、任務遂行の前から資金難に陥った。

それでもめげるわけには行かない。
せっかくの訪れた出世のチャンスなのだから・・・。
調教する相手は、殊の外に上玉なのだから・・・。

一挙両得。
美人姉妹二人の味を独占しつつ、その写真を売って小銭を蓄えやり繰りし、最終的に組織の幹部へ駆け上がりたい。
与えられた2ヶ月という期間の中、俺の力量で全てが決まる。
願わくば、幸せな未来が訪れますように・・・。

彼を突き動かしたのは性欲、そして出世欲。
だけど、その間にも二人の姉妹に対する感情は日々入れ替わって・・・。

出世か、性欲か、それとも愛情か・・・。
最後に彼が下す決断は、公私入り乱れた2ヶ月の調教期間がもたらした集大成である。






感想?批評?(偏り大)
 
                      
「『姉妹いじり』か・・・。なかなかいいネーミングセンスをしているが・・・。」


「これは名の通り、美人姉妹をひたすら弄り倒すゲームである。主人公の任務は二人の女を従順な性奴隷にすること。その為に彼は、己が五体を使い、あるいは器具や薬物の助けを借りて、控え目の姉とじゃじゃ馬の妹をあらゆる角度から調教するだろう。
まあ調教を名乗るだけあって、なかなかえちぃ気持ちになれたという記憶がある・・・。」


「だが同じ調教にしても、このタイトルはいわゆる陵辱に分類されるのでは無かろうか?」


「何故かと言うと、調教ゲームに常に付いて回る大義名分、つまり調教する理由が、『上から命令された』という客観的な理由だからさ。」


「つまり、主人公は仕事として二人の女を調教するわけで、F&Cの『ナチュラル』のように、ヒロインが進んで切望するというものでは無い。つまり感情移入は低いということ・・・。
そして感情を排すれば陵辱色が濃くなるのは自明の理だ。その辺の意義というものを、調教ゲームをする際にはきちんと区別しておく必要があるだろうな。」


「とりあえず、当初の目的は女二人を『極上の商品』に仕上げること。まあ元々上玉な姉妹なわけだから、あとはそのテクニックや奉仕の姿勢を完璧にすれば、商品価値は自ずと高まるだろう。それによって主人公は名声と組織からの信頼を得、組織は巨万の富を得る・・・。
これが、本来あるべき『姉妹いじり』の正当なルートのはずだった。」


「だが、この『姉妹いじり』。名前とは裏腹に、意外と純愛色が強かったことも挙げておかねばなるまい・・・。」


「いかがわしい組織とか、借金のカタか何かで身売りを余儀なくされた美人姉妹とか、その設定はいかにも調教ゲーム向け。なのに何故か本作品に対しては、調教よりも純愛というイメージを抱いてしまったのだよ、俺は・・・。」


「何故か?それは、その設定を支えなければならないキャラクター達が、揃いも揃って甘々だったからに違いない。つまり、調教ゲームの救済とも言える純愛エンドの方が、主人公その他キャラの性に合っていたということさ・・・。
まあ脇役が主役を食ってしまった感じだろうか?そう思わせるほど、物語の節々には、いかにも公私混同的オーラが漂っていた・・・。」


「そんなわけで、俺個人としては調教というより純愛の感動物語という印象が圧倒的勢力を占めている。まあ人によって見方は違うが、少なくとも純然たる調教ゲームとは言えないと思ったわけだ・・・。
まあ要するに、このゲームの特色はだな・・・」









「何をそんなに力説してるんですか?」






「ん・・・?」







「何か楽しそうですね、先輩・・・」










「おお、これはこれは進藤姉妹がお揃いで・・・。そうだ、丁度いいから二人とも、ちょっと協力してくれないだろうか?」



「え?協力って先輩・・・。何をするんですか?」




「いや何。今、『姉妹いじり』というえちぃ調教ゲームの説明をしてたとこなんだがな・・・。」



「ちょ、調教ですか?何か妖しい雰囲気です・・・。」



「もう〜っ。またHなゲームの説明ですか?私は別にいいけど、お姉ちゃんまで巻き込まないで下さいよね・・・」





「まあ聞け・・・。普段なら俺も、さつき一人で充分だと言えるよ。しかしこのゲームの説明に限っては、むつき姉さんの尽力も不可欠なんだ。何故なら、このゲームの骨子は『実の姉妹』を『弄る』ことにあるからさ・・・。
よって、君らのように実物の姉妹が居なければ話が進まない。調教される女の子達が、美人かつ実の姉妹というところに、このゲームの魅力はあるのだからっ!!」






「美人だって、さつきちゃん。良かったじゃない?」




「もうー、お姉ちゃんってば!嬉しがってる場合じゃないの!先輩に付き合うってことは、えっちなポーズとかさせられるってことなのよ?分かってるの?」





「えっ?そ、そうなの・・・?」





「ご名答〜っ♪ 言わば君達は格好の的、ハイエナの中に飛び込んだ小鹿でありますっ!読者に対してより簡潔に説明するため、俺は実演を以って示したい!君達二人と共にっ・・・!」








「あ、あの・・・。私、やっぱり遠慮しとこうかと・・・。」



「あー、もう遅いっすよ、むつき姉さん♪事態は刻一刻と変化するものなのですっ・・・!!」




「ちょ、ちょっと先輩!勝手に話を進めないで下さいよっ!」





「大丈夫、すぐに慣れる!『習うより慣れろ』の言葉は伊達じゃないんだっ!」





「私、全然承諾してないのに・・・」



「まあ気にしない気にしない。お二人にはゴニョゴニョ・・・、という演技をしてもらうだけでいいからさ・・・」







「そ、そんなことするんですか?」



「嫌ですよ先輩っ!」








「時既に遅し!観客は既に期待の目で見ていたっ・・・!というわけで、はい早速スタートしますよ〜っ・・・!!」











「え?あ、あの・・・いきなりですか?」








「先輩っ!?もう〜っ、後で覚えておいて下さいねっ・・・!!」























「姉妹いじり」ダイジェスト(鬼の目にも涙ver)
with 健二&進藤シスターズ









「・・・・・・・・・・・俺は、無力だ」




「金も無ければ力も無い。やってることと言えば、ヤクザ組織の使いっ走り・・・。
くそっ!俺はこのままでは終われない!何か浮かび上がる方法は無いのか!!」








そんな時、組織から声がかかる・・・





「お前に重大な任務を与えよう。女二人を優れた売春婦として育成するのだ。二人はもはや逃げられない状態だから、自由に調教するがいい。だけどやり過ぎて商品を壊すなよ?」




「何と!上玉二人に奉仕させつつ、組織のトップに上がるチャンスが同時に到来かよっ・・・!俺って結構ラッキーじゃん?よっしゃ、はりきって調教するぞ〜っ!」





喜びに踊る主人公。
そんな彼の前に差し出された二人の女。
散る花二輪は、仲の良い姉妹だった・・・。











一人目は、貞淑な姉・一色紫―





「て、貞淑な姉・紫です・・・。逆らったりしませんので、どうか優しくして下さい・・・」





「ふふふ、さすが年上。自分の立場というものを弁えているようだな・・・」










そして、勝ち気で生意気な妹・一色美紅―




「な、生意気な妹・美紅よっ!何か文句あんのっ!?アンタみたいな悪魔、私は絶対に許さないからっ!こんなとこ絶対に逃げ出してやるからっ・・・!」





「ふふふ、威勢がいいな。だがそれも最初だけだ・・・」








対照的な二人の姉妹。
だが、どちらでも同じ事なのかもしれない・・・。





「何故ならお前達は、組織にとって『商品』であり、俺にとって、極上のダッチワイフなのだから・・・」











こうしてマンションの一室にて行われる調教の日々。
各々の思惑を乗せた2ヶ月が始まった・・・。








「さあ調教だ!どうだお前達、いいだろ?いいんだろ!?」











「ああ、もう許して下さいっ・・・」





あるいは己の身体を駆使して、心ゆくまで調教・・・












「くうっ!屈辱・・・屈辱だわっ・・・!」





あるいは道具や薬を使用し、背徳的に調教・・・







結局、望む望まないに関わらず・・・
紫と美紅の『商品』としての価値は、日々高まっていくのであった。








「いやぁ〜っ!調教って、ホンットいいもんですね〜っ♪」













だけど・・・





「あまりやりすぎるのも良くない。思い詰めた女達が自殺するかもしれないしな・・・」






「もう耐えられない・・・。私、死にます。ガクリ・・・」



そんなハプニングもある・・・







「恨みを買って殺されることもあるし、ただのサルにもなりかねないかもしれないし・・・」




そんな、多種多様の可能性が確かにある。
気を抜くことも、妥協も、決して出来なかった・・・










「いやぁ。調教って、ホンットに難しいもんですね〜・・・」















そんな肉欲と猜疑心の日々・・・。
だけどその調教の中でも、確かに芽生えるものが・・・





「俺は結構気が弱いから、情が移ることもある。調教師にだって心はあるんだ・・・」








「命を賭けて逃がしてくれた上に、私のところに戻って来てくれたんだね!嬉しい!私、嬉しいよっ!!」






そんな彼と彼女に芽生えたもの・・・。



それは、全ての人の心に隠れされている良心と、

誰もが持っているであろう、人の愛だったのかもしれない・・・。
















彼は昔、考えた―




「俺という人間は、一体どうしたい?組織に従い、女達を商品として完成させるか。自分だけの性奴隷として独り占めしてしまうか・・・。」








ならば、今は―?



「組織も何もかも敵にして、彼女と人間らしい日々を取り戻せるかもしれない。」









そんな二ヶ月間。
格闘し続ける、彼の欲望と良心・・・。
そして、小さくも輝き続ける愛情・・・。
悩みに悩んだ二ヶ月だった。












それでも彼は決断する・・・。
そこにあったのは決して救いばかりでは無かったけど、
彼の出発点は権力と富に囚われたものだったかもしれないけれど・・・








「だって俺は、人間だから・・・」






それに勝る幸せが、きっとあるから―







「俺は願う・・・。
俺と・・・そして彼女等が幸せになれるような、そんな道があることを・・・」










どうか見失わないで・・・







君にとって、本当に大切なものを・・・











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







・・・・・・・・・








・・・・・・








「以上。『姉妹いじり』の名を冠している割には意外と純愛の色が強かった本作品の説明を終わる。二人とも協力ありがとさん」







「は、はい。ちょっと恥ずかしかったですけど・・・。それより、これって本当に陵辱のお話なんでしょうか?」




「そりゃ勿論。誰もが認める、陵辱調教エロゲーですよ。」






「それにしては随分と純愛っぽい印象を受けるんですけど・・・。私、何か毒気を抜かれちゃいました・・・」





「ふふふ。それが『姉妹いじり』の不思議なところなんだ・・・。
最初に言ったろ?調教にしては、何故か純愛エンドの方が心に残るってさ。」





「はい・・・」






「確かに体裁も内容も調教には違いない・・・。だけどこれも言った通り、キャラがそれに付いて行ってない為、陵辱色が何となく薄いんだ。主人公は結構情に脆い部分を持ってるし、一色姉妹にしてもどこか純愛の匂いがプンプンするしな・・・。
特に、何もかも捨てて妹の美紅を守るエンディングとかは、通常の純愛ゲーム顔負けに涙ものだったね。」




「うーん、つまりチープなドラマってヤツですか?」




「そうとも言うが、別にいいんじゃないの?結果良ければ全て良しということだしさ・・・。
まあつまり何だ?調教としてのクオリティがなかなかに高い反面、でもやっぱり彼等の人間らしい感情に目が向いてしまいがちなゲーム。そんな感じでいいと思うよ、俺は」




「だから調教の名を借りた純愛ゲームなんですか・・・。聞いただけや見ただけでは分からないこともあるんですね・・・。」




「まあ、ただ俺の見方が偏っていたということも大いにある。だけど、そんなことって世の中には沢山だろ?所詮、人間とは生モノ。心もまた然り・・・。
俺が相手にしているのは、いつだって人の心なんだから・・・。」



「先輩・・・」






「可能性が常に移り変わるのが人生。ならば調教もまた人生の縮図。ただそれだけのことに違いないさ・・・。」





「上手なこと言いますね、健二さんって・・・」




「ははは。まあこの場合は、ミイラ取りがミイラになるってヤツです。主人公が姉妹に懐柔されるのも、調教をやってるつもりのプレイヤーが、何時の間にか純愛エンドを望むようになっている現象も、ね・・・。」



「うーん。相変わらずよく分からない理論ですけど、先輩らしいですね〜」




「ほっとけ・・・。それより、むつき姉さん。これは今のアナタにも言えることなのです。」




「え?健二さん、どういうことでしょう?」







「要するに、真面目なはずのミイラ取り・むつきさんが、不真面目なミイラたる俺に取り込まれてノリが良くなってしまったのです。なかなかいい演技でしたよ、むつきさん♪」



「あら、そういえばそうですね、うふふ・・・」





「これが俺という男の実力。そしてむつきさんの底力とも言えましょう・・・。
というわけで、どうです?そんなミイラを極めた俺と一緒に更なるミイラを目指してみませんか?
俺という男の手を借りて、その花を淫らに散らせてみませんか・・・?」




「え?い、いきなり大胆ですね・・・?でも、そうね。相手が健二さんなら結構面白い世界が待ってるかも。一つお願いしちゃおうかな♪」




「ちょっと先輩!私というものがありながら、何目の前でお姉ちゃんを口説いてるんですかっ!?
お姉ちゃんも、先輩の口車にホイホイ乗っちゃダメだってっ!」







「ふふふ、心配するなよさつき。当然お前も面倒見てやるからさ・・・」




「えっ・・・!?そ、それはそれで嬉しいんですけど・・・。でもお姉ちゃんと一緒になんて私、恥ずかしいし・・・」







「何も心配する事は無い!何故なら俺達3人は、『姉妹いじり』というドラマを身体を張って共有した仲間なのだからっ!きっとアッチの息もピッタリに違いないさっ♪」




「そ、そんな強引なっ!強引すぎますよぉっ!」





「大丈夫よさつきちゃん!健二さんと一緒にハッピーエンドを目指しましょうっ♪」





「お、お姉ちゃん!人が変わってる、人が変わってるってっ!」




「はいはい、ごちゃごちゃ言ってないでさっさと俺の部屋に行こうね〜♪」






「も、もう!分かりましたようっ!こうなったらしっかり可愛がってくださいね、先輩っ!」





「分かってる、分かってる・・・。ではみんなの息が揃ったところで、
Let's GOッ!





「GO〜っ♪」






「ご、ご〜っ・・・・」












こうして、演技だったはずのシーンは現実となった・・・
























「波乱の中に潜む一件落着。一件落着の中に潜む波乱。巡る螺旋の中、妹と付き合っておきながら、いつの間にか姉の方もゲットしてしまう憎い俺が居た・・・。
これがホントの、『何だかんだ言っても、終いには姉妹いじり』現象。なんちって♪」









「もーう、健二さんったら・・・♪」











「ちょ、ちょっと、お姉ちゃん!それ私のセリフだよ〜ッ・・・!」










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「あの、オリジナルは私なんですけど・・・」 















それでも、仲良きことは美しきかな・・・。

純愛とは美しきかな・・・。