報告1:「要らないゴミはポイ捨てだよ♪」(被害者:三井真也)




三井真也、大学生。
2年間使い込んだ21インチディスプレイが壊れ、失意の状態。
部屋を占有するゴミの処理に手を焼いていた・・・。




「畜生、でかい図体のくせにさっさと壊れやがって。直すことなど出来ないし、最近じゃリサイクル法とかで規制が厳しいし・・・。汗水垂らして稼いだ69800円返せバカヤロー!」

「と言っても虚しいだけだな。何とかしなければ・・・。うーん、困った〜、困った〜・・・。」

「お困りですかぁ♪」

「な、何だお前はっ!!」

「私は困った人を助ける魔法少女」

「まじかる☆ひよりんでぇす♪」



「魔法少女ぉ?まじかる☆ひよりん〜? ハン、バカバカしい。そんなコスプレに付き合ってるヒマなんて有るか!さあ、消えた消えたっ!!」

「そんなこと言ってたら、壊れた21インチディスプレイを持て余すだけだよぉ♪」

「き、貴様!何故それをっ!あやめちゃんにだって言ったこと無いのにっ!!」

「魔法少女には何でも筒抜けなんだからぁ♪ 」

「ほ、本当なのかよ・・・!?」

「だからぁ、私に任せれば三井君の悩みは即解決!おーけー?」

「いや、おーけーって・・・。でも、本当にそんなことが出来るとはとても・・・」

「おー・けー・・・?」

「ヒッ! じゃ、じゃあヨロシクお願いします・・・」

「はーい分りました〜♪ それでは質問で〜す♪」

「質問・・・?」

「三井君はぁ〜、車持ってるのかな〜?」

「いや、持ってないけど・・・」

「じゃあ運転免許は〜?」

「一応去年取ったな・・・」

「じゃあ、運転とかしてるよね〜」

「まあ、たまにマスターのワンボックスカー借りて乗ってるけど・・・」

「隣には彼女でも乗せてるのかなぁ〜♪」

「いやぁ、まあ・・・♪ 助手席に乗るあやめちゃんは、また違う意味で萌えるからなぁ、へへへ・・・」

「じゃあやっぱり、人気の無い所に行っちゃったりするんだぁ?」

「そりゃ当然!車という密室に制服姿のあやめちゃん!こんなおいしいシチュエーションは無いだろ!マスターにバレないように連れ出すのにちょっと骨が折れるけど、あやめちゃん車の中だと結構大胆だしさぁ・・・。って、何でそんな話しなくちゃならないんだよ・・・!」

「も〜う、鈍いなぁ♪ だからぁ、そのあやめちゃんの代わりにぃ・・・」

「代わりに?」

「ディスプレイを乗せればいいんだよ♪」

「ハァ?」

「それでぇ、夜、三井君御用達の人気の無い山奥にぃ、ディスプレイを〜・・・」

「ディスプレイを・・・?」

「捨ててくればいいんだよぉ♪」

「なっ・・・!? アンタ、それ不法投棄じゃないか・・・!?そんなこと出来るわけないだろっ!!」

「大丈夫だよ〜♪あやめちゃんを山奥に連れ込む度胸がある三井君なら、きっと出来るよ」

「度胸の問題じゃない!!それはいけない人だ・・・。俺にも世間体というものがあるっ・・・」

「いつもと同じに、抜け目なくやれば誰も気付かないじゃない〜」

「俺は抜け目なくなんか無いぞ・・・」

「またまたぁ〜♪ マスターの目を盗んであやめちゃんとえっちなことしてるくせにぃ〜♪」

「ぐっ・・・!」

「その狡猾さを発揮すれば、たちまち万事解決。終わった後はいつもどおり、車の中であやめちゃんを頂戴だよ〜♪」

「でも、万が一バレちまったらどうしてくれるんだよっ・・・」

「三井君がお縄を頂戴だねぇ♪」

「笑えないっ!それ、全然笑えないよひよりんっ!!」

「え〜、大丈夫だよぉ〜。三井君まだ若いから、罰金程度で済むんじゃないかなぁ♪」

「俺は貧乏なんだよっ!!」

「いいからいいから、私を信じて・・・」





「そーれ捨てて来〜い、にゃう〜ん♪」





「捨てられるかっ!!!!」



「うーん、だらしないねぇ・・・」

「だらしないだって!アンタ、良くそんなことが言えたもんだ。いきなり出てきた上につまらん提案しかしないくせにさぁっ・・・!」

「な、なによぉ・・・!」

「魔法使いとか言うからちょっぴり期待してみたのに・・・。やっぱり役立たずのコスプレ少女じゃねーかよ・・・・」

「えっ・・・!?」

「はぁ〜・・・!もういいや、さっさと帰ろ・・・。明日はあやめちゃんが部屋に来る日だし、早く準備しないと・・・」

「う゛・・・」

「幸い明日はマスターも居ないことだし、ここはひとつあやめちゃんと熱いえちぃを、イヒヒ・・・・・・・・。って、ひよりんまだ居たの?もう帰っていいよ・・・」

「ううぅぅ・・・・」

「何泣いてんだよひよりん、さあ帰った帰った・・・」

「うえーんっ!!」

「帰っ・・・だぁっ!!」




「三井君の、ばかぁ〜〜っ!!!」





「ぐぉ・・・っ!!」






こうして一人の青年の悩みは解決されました・・・。




「魔法のハンマーは、ディスプレイすら粉砕だよ♪えへへ・・・」









「さらに壊してどうすんだよ・・・・・・ガクッ・・・!」