WORLD PC EXPO 2002 個人レポート
入場日:2002/10/18
執筆日:2002/10/27









序文
「文明社会」。
誰が口にしたか知らないが、人は世の中をそうも呼んでいた・・・。

まあ文明を作り出すのは当然の如く人間であるが、その人間の本質自体は古代よりそれほど変わらない。未だに戦争一つ無くならないのだから。そしてどの国でもバラエティーに富んだ犯罪が世間の話のタネとなっている。
人間は進歩しているようである意味退化していると、そう言われるのも仕方が無いのかもしれない・・・。
よって「文明の利器」の言葉が示す通り、それを証明する拠り所は必然的に技術の進歩ということになった。
人間の成長が緩やかであるのに対し、技術の進歩は余りにも急激。少し前には半年前の技術が既に過去のものと言われ、次第にそれが3ヶ月となり1ヶ月となり、更には1週間となり・・・。今では日が明ければそれは既に最先端でないとまで言われている・・・。
そんな一歩間違えば破滅と隣り合わせのテクノロジー。その最先端。
業界をリードするとの自負を持ったメーカー達がそれを披露する場所の一つとして、「WORLD PC EXPO」は存在を許されるのであった・・・。




一、WPC EXPOの意義とは?
まあそんなわけで、昨年に続き「WORLD PC EXPO」その2002年版に出向いた次第であるが・・・。
行く気など更々無いというのが正直なところだろう。
何故なら自分には意味も意義も見当たらないから。

そもそもWPC EXPO(以下EXPO)に赴き得をするのは一体誰か?
それはバカ高いブース料を払って世間に我が威を唱えたいメーカーその他の発信者であり、それを世間に伝えると共に常に面白い記事を血眼になって嗅ぎ回るマスコミつまり伝達者であり、EXPOで得た内容を今後の商売に活かそうと目論む業界人であり、ただ純粋に最新技術の粋を楽しみたい一般ユーザー即ち受信者である。
彼らはEXPO会場に出向くことにより、少なからずの情報を受け取り、何かしらのメリットを持ち帰るのだろう・・・。

だがその来場も、ある種の目的意識を伴ってこそ初めて意味を持つもので・・・。
その場所に何も求めず命令のままに赴く自分のような人間には、さしたる意義が感じられなかった。

その時の自分は正直仕事が追いついておらず、物見遊山を敢行するほどいい身分ではない。
人の行動には優先順位というものが常に存在し、状況によって刻一刻と変化するのが慣わしだとすれば、まさにEXPOは目の前の小事。PC業界に末席に身を置く者として無視してはならないイベントではあるが、この週辺りから急激に仕事量が増大して能力の限界に挑戦していた自分にとって、ラストスパートとも言える週末をただの情報収集のため割くなど言語道断。そう言わざるを得なかった。
本来ならEXPOは大変有意義であるはずで、それをただの情報収集とするのは浅慮であろう。
だが結局この催しの効果とは即効性なものでなく、ある程度の長期性を以って臨まなければならないものである。開催地の東京ビッグサイトがいくら広大であろうと、世界に名だたる一流企業がひしめいていようと、やはりそれは限定的。時間も限定的であれば、人も限定的なのだ。
今を生きる人々は、そんなものに見向きもしない。数ヵ月後にTVや新聞その他マスメディアの情報によって、ようやく認識する類のものだ。
最先端を飾られてもすぐ手が出せるものでもないからには、時を置かなければ完全な普及とは行かない。
だからEXPOとは、ある意味最上級の自慰イベント。その自慰行為の晒し合い。
個人個人の空間は狭い世界でしかないが、巨大なイベントとて実は狭い世界である。それを認識するのにそれほど時間は掛からない。
そして私は他人の自慰より自分の自慰に勤しみたい者。日々の糧を得るため奔走する一サラリーマンとしては、この金曜日こそが勝負だった・・・。

だが社長命令はそれを許さず、従業員全員に参加を命じる。やれやれだぜ・・・。
そう思いつつ周りを見ると、自分と同じく不満そうな顔をしている従業員多数。圧迫されそうな状況の中、社長命令で自分の仕事を放り出しEXPOに行かなければならない。そして行って見れば見聞とは名ばかり、知り合いの業者達への挨拶に追われ、決められたブースを強制見物させられ、自分の興味は後回し。そして見聞を広めようと思った時にはいつの間にか閉場時間、と・・・。その無意味さが分かるから辟易してるのだろ?
そして更に、来週月曜日になれば放り出した仕事について社長に咎められる。その理不尽を予想してそんな辛気臭い顔をするのだろ?気持ちは良く分かるぜ皆さん・・・。

だが命令だから仕方ないのだ。行かなければ更なるお仕置きが待っているのだ。
例えそこで得た情報が何の役に立たないと分かっていても、後日業界内でさえEXPO話に花を咲かせる人が見当たらないとしても、我々は行くしかない。
何故ならボク達は、サラリーマンなのだから・・・。

そういうわけで、不景気な面をした社員達が電車に乗る。
既にEXPOを見学した者達を除けば総勢5人。
私はその中で写真係を買って出る。2日前ほどに別の従業員がめぼしい写真を全て撮影したので、ならばせめて自分の欲求で撮らせてくれとの思いからだ。
仕事とは全く関係の無い、下らない写真を撮ってやるぜ。
見てろお前らっ・・・!
そんな気迫であった。
つまり、既に心は遊びモードであった・・・。




二、EXPO入場前
それにしても、東京ビッグサイト。
ビックカメラと混同して、ビックサイトなどとたまに間違えることがある場所。
そしてコミケとEXPO以外では行ったことが無い場所だ。
というか、コミケが無いビッグサイトに意味はあるのでしょうか?
そんな非常に偏った疑問を抱く自分でも、生きていていいですか・・・?

などと思いつつ、新橋駅から「ゆりかもめ」に乗車。
この電車はイベント事がある度に満車になるから困りものだ。
というより、イベント以外に利用しているのか?
そう問いたい自分であるが、他の乗客も同じようなことを考えているだろうからあまり問い詰めないようにしたい。

とりあえず所在無いので、窓を見ながら同僚と話をしてみる。
「ナントカM・M・C」という看板が見えたので、「マルチメディアカードですな」などとと言ってみる。すると同僚は「ははは」と苦笑。側に居るおっさんは「やれやれだぜ」と、小馬鹿にした視線を自分に目一杯注いでいた。
軽いジャブでしょ。暖かく見守って下さいよ、おじさん・・・(´Д⊂ヽ

だけどそんな視線には決して負けない。
次に電車内に貼られた路線表に目を走らせ、言う。


「この路線図なんですけどね・・・?」
         ↓


「うん」

「ビッグサイトまで40分くらい掛かるじゃないですか?」

「結構長いね」

「それまでに10駅くらいあるのが原因だとは思うんですけど・・・」

「確かに駅が多いねぇ」





「何でこう行かないんですかね?」
         ↓



「・・・まあ、もっともだとは思うよ」

「そりゃ、ビッグサイトだけが目的で走っているわけじゃないのは分かりますが・・・」

「まあそれは近々実現されると書いてあったような気がするし、その時を待つしか無いんじゃないの?」

「そうですか、まあそれならいいんですけど・・・」

「うん」



「この迂回部分には一体どんな意味があるんでしょう?」
              ↓



「・・・・・・・・・・・・・」



「こう行くわけには行きませんか?」
         ↓



「う、うーむ・・・・」

「やっぱり観光目的とかでしょうかね?それとも都の複雑な開発事情が為せる技でしょうかね?」

「まあ利便性だけで物事は進まないから・・・」

「そうですか。世の中って難しいですね・・・」


乗車時間が長ければ、自然とつまらぬ物にも目が届くようになる。
チャチな観察眼は総動員され、結果子供のような会話も出てくるというもの。
おっさんは相変わらず呆れ顔で我々を見ていた・・・。
そして下らない会話の甲斐あってか、いつの間にかビッグサイトに辿り着く。
本番はここからに違いなかった・・・。




三、WPC EXPOの罠
恭しく「WPC EXPO」などとそこら中に告知されている、コミケの時とはまるで違う世界。
私はこの荘厳さが嫌いだ。有り体に言えば「オイお前らっ! 同じ人間だろ!偉そうに構えるなゴルァッ!」という感じに違いなかった。
だが、同じ人間でも為す所業には天と地の差があるのも確か。社会にもたらす貢献度もまた同じである。決して安寧な状況では辿り着けない場所に辿り着いている彼らだから、素直に賞賛と尊敬の念を以って見学させてもらおうではないか?
文明の進歩。その手綱を握っているのは彼らであり、逆に彼らが居なければ、我々は生活水準の高みを覗うことすら適わないのだから・・・。
というわけで、

受付を済ませた我々は、とりあえず西館へ赴く。
その時貰ったくじ引きチケットを早速使おうという提案の元、まずは抽選所へ移動。
そこで人々は死刑囚のように並び、流れ作業のようにくじ引きのガラガラを回していた・・・。
「な、何か怖えーよ、オイ・・・」
そう同僚と話しつつ、自分の抽選の番。
当たらないと分かっていても期待してしまうのは、人間の性であろうな。
だが当然の如くハズレクジ。
目の前のお姉さんは「はいハズレです」と自分を一蹴。その機械的な態度はまさしく「HMX-13・セリオ」のよう・・・。何か言ってやろうと思ったが、光伴わぬお姉さんの瞳と、後につかえる他の囚人達のオーラに圧倒され、すごすごと退場するのであった。
その間およそ7秒程度。人が多ければ必然的に感動も少なくなるものであるな。教訓とされたい・・・。
結局戦果としては、同僚の一人がタオルを貰っただけに止まる。「福引きするぼく達が何でこんなムカつかないといけないんですかね?」などと愚痴をこぼしつつも、そのタオルだけが唯一の生きた証だった。
「わたし、光ってた・・・?」


まあそんなくじ引きなどは余興に過ぎない。
出発した時から既に仕事など捨てているのだから、思いっきり好きなものを見てやりたいと思っている我々だ。
だから興味のあるものを見て回り、そこそこ幸せな気分を味わったのであった・・・。

だが所詮同じ業界の人間が出回る場所。
どうしても孤立出来ない局面がある。
自分の会社と関係あるブースだけは廻らなければならないからと、律儀にも挨拶を兼ねて歩行するのであった。
そこで名刺交換をしたり、話をしたり・・・。
その時強く思った。業界人同士でアピールし合ってどうするの?と・・・。
商品について、相手は既に知っているのだ。そんな知っている人間ばかり捕まえて営業してどうする?本当に知りたいユーザーがほれ、すぐ後ろに待ち構えているでしょ?その人達を無視して腹黒いご機嫌伺いなんかしてるから、オナニー展示会なんて言われるのだ。
肩書きを披露し合ってどうする?いつでも話せる相手と長時間会話して何になる?
ここは同業種同士の雑談会か?訴えたい相手は既知の人間か?相手方の上司か?
「だ・か・ら・イヤだったんだよ俺は・・・」
EXPOの滞在時間4時間の内、恐らくは2時間ほどそんな時間を費やした。故にさっさと抜け出したいと思っても仕方ないだろう。
そう思いながら居座る自分の目の前で、長々と取引先と話をする私の上司。彼ももっと自分の知的欲求の為に見学したかったろうに、大変哀れに思えて仕方ない・・・。
そしてこのままではEXPOに赴いた意味がないと直感した私は、単独行動に入ることを決心した・・・。
せめて何か残るものを記憶に留めようと思いながら・・・。




四、娯楽としてのEXPO
ここから自分は完全に趣味の世界に入る。
デジカメはまるで業界の発展に意味を成さないであろう被写体ばかり追いかける。
きっとその方が楽しいでしょう?
今まで赴いたイベントの内容が後にまるで残らないことを痛感している自分は、そう信じて疑わなかった。
そういうわけで以下、益にならない写真達の一部である。
肖像権等かなり危険だが、せっかく撮ったので載せてみることにした。衝動は抑え切れないから衝動なのである。


これはRADEON9700PRO。カノープスと肩を並べるATIの傑作「RADEON」の最新鋭だ、多分・・・。

何しろグラフィックカードなどエロゲーが出来ればそれで良いと思っている最近の自分だから、これが最新作なのか分からない。そして既に分かる気もない。そんな体たらくながらも、ついつい気を引いた作品なので写真を撮るに至る・・・。


次、KDDIブース。
やはりというか、EXPOの最大の見所はIT関連に違いない。
既に普及しつつあるホットスポットに始まり、無線LANやその他通信。ユビキタスなどという大変読み辛い単語もそこら中のマイクで叫ばれていた・・・。
まあ正直ユビキタス時代が全国に広まるのはまだまだ先だろう。
とりあえず知識だけつけておくとして、あとは携帯電話系で攻めてみるかと思うから・・・。

コンパニオンのお姉さん方が一生懸命説明していたステージを適当にやり過ごし、面白そうなフォルムを持った携帯電話に視線を走らせる。


そんな携帯電話。
勾玉のような豆のような、とりあえず変な形。


だが開けばまさしく携帯電話。

「おぉ〜・・・っ!」
なかなかオシャレであるな。受けるかもしれない。
まあ自分は変形前の石ころ状態の方が大変気に入った次第だ。


しかし最も気になったのが、そのKDDIブースの横で営業スマイルを振りまくお姉さん。
そこにいわゆるカメラ小僧な方々が集まり、写真を撮っているではないか。
しかもお姉さんは、それが仕事であると言わんばかりにポーズを取ったりしている・・・。

「す、スゲー・・・。これは知らない世界だぞ」

コミケのコスプレのようなものだろう。
だがコンパニオンを撮ることに気を向ける仕事人はそれほど居ないと思われる。
せっかく来たのだし、ここは一つ、私もその世界に入門してみようかな・・・。
と決心しつつ、緊張した面持ちでお姉さんに駆け寄るのであった・・・。

「もうちょっと首を右に傾けて!」などと宣いながら熱心に連写している人の後、とりあえずお願いする。
「ちょっと撮らせてくださいな(・∀・)
するとお姉さんも、
「ハーイ♪」
笑顔を向けつつ、ポーズを決める。

パシャリッ・・・!


うーむ、何か知らないが高尚なことをした気分に陥らないでもない。
少しだけカメラを撮りまくる人達の気持ちが分かった、そんな秋の日・・・。
営業スマイルありがとうございます、お姉さん。




そんな感じでいい気分になった自分は、さらに歩く。
SONYブースではアイボの新作(?)らしきものを披露していた。
どうも獲物を追いかける性能があるらしいが・・・。

とりあえず、犬がボールを追いかけている場面



そしてその犬をあやすお姉さん



だけどたまに言うことを聞かずに暴走する犬


犬で遊んでいるのか犬に遊ばれているのか、微妙なところではある。周囲の笑顔の中には確かに苦笑も含まれていた。


だが見物する人は総じて楽しそうで、さすがは天下のソニーと言ったところだろう。
まあその中に犬よりむしろお姉さんの太股を主に見ている人間が居たことも、一応見逃してはいないが・・・。
この新作アイボと同じく、人間の理性もたまに言うことを聞かなくなるものだろう。
少なからず彼女のブーツに見とれていた私も、きっと彼らの仲間・・・。



そんな感じで調子に乗れた数十分。
デジカメにも大分こなれ、先のKDDIの一件で羞恥心を置き去りにした自分は、被写体を人間に変える事にする。
HDD等で知られたサムスンブースでは、とりあえず合流している同僚の苦笑の中、コンパニオンの方々に写真を撮らせてもらうべく、口を動かす自分が居る。営業トークとはこんなところで発揮すべきものか、甚だ疑問ではあるが・・・。


それでも彼女達はまるで動じずポージング。
    

さすが、プロだな。
並んでいる人の前で勇気を振り絞って撮った自分をあやすように、微笑ましく承諾してくれたわけだ。
まあこの一件で充分EXPOは心に残るだろうから、来てよかったと思われる。



まあ後はどうでもいいが、とりあえずPCの長である「マイクロソフト」をちょこっと覗き・・・。

申し訳程度に看板だけ撮る



ついでにソーテックなども撮ってみる


まあかなり意味が無いと思えたが、とりあえずやることはやったぞというアピールの為であった・・・。



それにしても喉が渇くものだ・・・。
仲間と合流したは良いが、疲労を隠しきれない様子である。
それを象徴するように、まるで意味の無い写真。

うつむき加減な時にありがちな、無意味な地べた撮影というやつだ。

だがタイミングが良いというか何と言うか、知り合いに出くわし、彼が丁度自分のブースで喫茶店をやっているという。
タダで紅茶を飲んで体力を回復するのであった。
何故かウイスキーが混入されていた気がするが、気のせいであると思いたい・・・。



あとは適当にぶらぶらと・・・。
シマンテックに行ってウイルス講義を受けたり、コジマブースで「特価マウスって、全然特価じゃないじゃん」などと愚痴ってみたり・・・。

締めにかかろうとしていた自分の前で、またもカメラを持った兄ちゃんがコンパニオンを激写していたので、自分もとりあえず撮る事にする。

その衣装が何となく「KANON」の栞チックで、目を引き付けずにはおれなかったのだ・・・。

まあ多分今までで一番良い被写体だったと思う。
その証拠に、先の兄ちゃんが彼女の服を引っ張りながら、
「これどっから調達してきたの?何かの民族衣装?」などと、かなりいやらしい視線を向けながら尋問していた・・・。
お姉さんはかなり苦笑いしつつ「ただのイベント服です」と応えていたが、図々しいにも程があるって兄ちゃん・・・。
何だろう?「ナコルルです」とでも言って欲しかったのだろうか。
とりあえず「アンタ、マニアックだぞ」と、自分の欲望を大いに開花させているその兄ちゃんに心の中でツッコミを入れたのであった。




五、EXPO終了
こんな感じでWPC EXPO2002は終了へ向かう。
途中で何回も仕事上の顧客や上司から電話があり、携帯の電池が切れかけになるほど電話。そんな気分を害す出来事があったけど・・・。

やはりイベント事は楽しいのかもしれない。
命令であろうと何であろうと、結局行くという運命が変えられないのだとしたら・・・。

やはり前向きに捉えねばならないのかもしれない。
そうしなければ、所詮進歩などありえないのだから・・・・。


その人間の進歩の象徴。
その一つである「WPC EXPO」。
ここにはいつでも最先端の文明が用意されていた。
せめてその最先端のほんの一欠けらでも享受したいなら、
享受できないまでも、そんな世界を知るだけでも糧になると思うのなら、

無意味なことはきっとあるまい。
何故なら、人間が放棄しない限りは何かしらの意味がそこに存在するのだから・・・。
今はただ進化した技術を、その反動で生じた退化を背負う人間を、
存分に、楽しもうではないか・・・。



進化と退化は表裏一体。
この言葉が何故か心に残った、平成14年10月18日の金曜日。
昼間の華やかさが嘘のように夜の帳が降りる東京ビッグサイト・・・。



最後の一枚に感慨を込めて、その場を立ち去る




「次にここへ赴くのは、果たしていつかな?」



そんなことを独り思いながら・・・・。












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